0歳児スマホ問題について考える:情報モラル専門家による対談報告レポート

スマホ育児の問題点の提言、そういわれても子育てママの現実は・・・

井島信枝

仕事柄、子供がスマホを使っている光景が目についてしまう。日本小児科医学会からも「スマホに子守りをさせないで!」というのが出されているので、これを見た一般の方も「まぁ~、 あの人スマホに子守りさせて、、、」という目で見られていると思う。

日本小児科医学会の提言というのは、当たり前の内容で過激なことでもないと思っているが、 ある団体が啓発している内容では危険性が叫ばれている。あまり強く悪影響を言われてしまうと、悩んでいる保護者を追いつめてしまう事に繋がるのではと感じる。「どうしてもチョットだけ」と気を付けながら使っているという話も聞く。

あるママは、「上の子の野球の試合に一日中付き添っている3歳の弟に、スマホで動画サイトのヒーローものを見せた事がある」と話してくれた。自分自身がやる事がなく付き添っている小さい子にチョット動画を見せる。この事を責める事ができるのかと思う。

松田直子

困った時に「しかたなく」で使っているお母さんは多い。それを白い目で見られると立つ瀬が無い。国や自治体などで子育て支援の施策があるのだが、社会全体の理解がもっと進んでほしいと思う。

井島信枝

「ICTに詳しかったり、使い方を気にしながら生活している」というスマホの活用にある程度の自信を持った層もあれば、「あまり深く考えていない」という層もある。その狭間には「仕方がない時もあるよね」と不安に思いながらも使わせている層もあり、ここが一番多いのではと感じている。この層の保護者の方々に、上手に自信を付けてもらうにはどうしたら良いかという事も、今日話し合えたらと思う。

田中康平

僕自身、下の子が2歳の時に、タブレットと知育アプリを与えすぎた事がある。子供が熱中するので「頭に入っているんだろうな」と思っていたが、よく見ると躓いた瞬間に「ポイッ」と投げ出す事があり、良くない傾向が見られた。その時から「この子は今何を考えているのだろう?」「夢中になっているのか?夢中になっているように見えるだけなのか?」ということをしっかり見るようになった。弊社のスクールに通う子供の中にも、タブレットが学習を補助する子と、逆に集中を阻害して紙の方が良い子など多種多様で、子供によって与え方が違うと感じる。

結局は、保護者自身が我が子の様子をしっかり見る事が大切で、その子なりのスマホやタブレットとの関わり方を見つけていく事が必要なのだと思う。

 

【座談会当日の意見等のレポート】

  1. 情報モラル専門家による乳幼児スマホ対談メンバーの自己紹介と各参加者の考え
  2. 子育ての中心世代は、情報モラル教育を受けていない
  3. スマホ育児の問題点の提言、そういわれても子育てママの事実は・・・
  4. 0歳児スマホ問題の議論の方向性と論点を整理してみると
  5. スマホ/タブレット時代の「幼児のしつけ」は、どのようにしたら良いのか?
  6. 子育て、しつけの“あるべき姿”とは?モノサシで計れるものなのか?
  7. 不易と流行、子供は変わったのか
  8. 子育てママには、子供と共に成長して欲しいと願う

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