JKKからのお知らせ

JKKからのお知らせ

東京都中央区立日本橋小学校にて情報モラルの授業を行いました

- 2011.06.16 -

情報モラルの授業を行いました 東京都中央区立日本橋小学校

 

平成23年6月11日(土)

東京都中央区立日本橋小学校の学校公開日に、㈱トライマックス様のご協力いただき、

低学年・中学年・高学年それぞれに向けて、情報モラルの授業を行いました。

 

低学年授業(1年生、2年生) 「ともだちは なにをしているのかな?」

中学年授業(3年生、4年生) 「目玉焼き事件は、なぜ起きたのか!」

高学年授業(5年生、6年生) 「プッチンプリンのアイデアは、どこからうまれたのか?」

 

どの学年でも、授業の中で絵本を読みました。

 

絵本からのメッセージを押しつけるのではなく、

それぞれの子どもたちが、絵本から感じ取るもの、心に染み込み積もるもの

それらが、ネット社会で生きる上で、大切な心を育んでくれることでしょう。

 

 

 

2011.06.11nihonbashi,ehon,kodomo003.gif

情報モラル授業


日時 23年6月11日(土)8:40~12:10
場所 日本橋小学校体育館(東京都中央区)
http://www.chuo-tky.ed.jp/~nihonbasi-es


【授業タイトル】
1年2年 「ともだちは、なにを しているのかな?」
3年4年 「目玉焼き事件は、なぜおきたのか!」
5年6年 「プッチンプリンのアイディアはどこから生まれたのか?」


授業内容
1・2年生
「ともだちは、なにを してるのかな?」


授業の前に、絵本「ともだち」谷川 俊太郎 作 和田 誠 絵 を読み聞かせしました。


昨日の夜7時に何をしていたのか聞いて、
「友達は自分とは違うことをしている」と認識してもらいました。


仲良しでも「やることは違うんだ」と感じてもらい
メールをしても、直ぐに返事がないこともあるけど
「お互いがお互いを受け入れる気持ちを持つことの大切さ」を気づかせました。


「相手には相手の都合がある」こと、
そして、時には断ることも許されると伝えました。

 


授業内容終了後、絵本の読み聞かせをしました。
絵本「さっちゃんとなっちゃん」浜田 桂子 作・ 絵     「  ひなたぼっこです」高畠 純 作・絵高畠 純 作・絵
 高畠 純 作・絵
 高畠 純 作・絵
 高畠 純 作・絵
   たかばたけたあ9」」をwを

 

sachan.jpghinatabokkodesu.jpg

 


 

3・4年生
「目玉焼き事件は、なぜ起きたのか?」


小学校の修学旅行中に起きた目玉焼き事件のエピソードから、「自分とは考え方の違う人がいる」ことに気づかせ、
喧嘩がなぜ起きるのか、問い掛けをしながら
「怒りを感じる時はどんな時なのか?」友だちと意見交換の時間を設けました。


そして“誤解”も喧嘩の要因の1つであると説明をして
どんな時に誤解が起きやすいのか、児童を交えて実験を行いました。


児童は、「メールや電話では伝わらないこともある」と気づくことで、
「相手の顔を見て話すのが大切」と学びました。


授業内容終了後、
絵本「アヒルだってば!ウサギでしょ!」エイミー・クローズ・ローゼンタール/
トム・リヒテンヘルド 作 今江 祥智 訳
「ひなたぼっこです」高畠 純 作・絵 を読み聞かせしました。

ahiru.jpghinatabokkodesu.jpg

 

 

 

 

5,6年生
「プッチンプリンのアイディアはどこから生まれたのか?」


児童は、プッチンプリンが落ちる瞬間の動画から、知的財産を目で確認します。


プッチンプリンにはアイディアによって生まれ
それが特許であると学び、権利収入の存在まで理解しました。


権利収入を理解できたところで、
次に、著作権の侵害事例から、著作権の侵害をしたら
著作者がどんな気持ちになるのかを考えました。


さらに、小学校4年生が特許を取得した事例や、
生活用品の中から特許商品を紹介して、
アイディアの素晴らしさを感じてもらいました。


授業内容終了後 絵本の読み聞かせをしました。
絵本「なにを かこうかな」マーグレット&H・A レイ 作 ・中川健蔵 訳

nanio.jpg

 


全授業案ともに、絵本と授業内容と直接リンクをさせるのではなく、
子どもたちの感性に委ねるスタイルをとりました。


絵本からのメッセージを押しつけるのではなく、
それぞれの子どもたちが、絵本から感じ取るもの。心に染み込み積もるもの。
それらが、ネット社会で生きる上で、大切な心を育んでくれることでしょう。


全学年ともに、授業のテーマを持ち帰り、
家庭で、それぞれのテーマについて親子で話合う宿題が出されました。


情報モラル授業では、各自がネットと触れ合う時間に差があるため、
授業内容をネットだけにスポットを当ててしまうと、理解が深まらないケースがあります。


したがって、ネット体験時間が異なる児童が対象であることを念頭に置き、
各自の日常生活とリンクをさせて、子どもたち自身が学びを得られるように配慮をします。


ネット社会で必要な事柄は、日常生活で体験済みなことも多くあり、
情報モラルとして学ぶべきテーマを、宿題としてそれぞれ親子で話し合う時間を持つことで、
児童が自分なりに学びを深めてくれることでしょう。 

JKKへのお問い合わせ

子どもたちに絵本を届けています。

JKKのメールマガジン

メールマガジン毎週無料で配信中!!

ケータイを持たせる適正年齢をご存じですか?

JKKのメールマガジン

メルマガ登録に関して

JKKのスタッフブログです。

JKK配信のコラムです。

JKKサイトはYahoo!JAPAN登録に登録されています。

個人情報保護方針