ケータイと携帯電話の違い?

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ケータイと携帯電話の違い?


私が携帯電話を初めて持ったのが平成元年のことでした。
当時は、ショルダーホンと呼ばれ肩から掛けていました。

その姿を見てある人が
「人が電話を探すのではなくて、電話が人について歩く時代なんだね。」

そんなことを言われた覚えがあります。


あれから20年以上過ぎて
携帯電話は、通話機能のみならずインターネット接続ツールとなりました。



平成10年頃には、高校生も携帯電話を持つ姿を目にするようになりました。


今"携帯電話"を入り口として、ケータイ世界が広がっています。
そのケータイ世界で繰り広げられる"様々な出来事"が子どもたちの
楽しい時間を作り出し、多くのことを学ぶ機会であることは確かです。


それと同時に、子どもたちの心を悩ませる原因でもあります。
子どもたちは、悩みを乗り越えてこそ大人になるのでしょう。



小さなつまづきを繰り返し、段々と大人に近づいて行くのでしょう。
私たち大人は、子どもたちが大怪我をしないように見守らなければなりません。



子どもたちが携帯電話のことを"ケータイ"と呼ぶのは
携帯電話という端末から広がる世界を"ケータイ"を意味しているように思えます。


そのケータイ世界には
文化が生まれ、物語が作り出され、歴史を刻むことでしょう。



私たち大人は、ケータイをツールとして受け止めるのではなく
ケータイ世界で起きている"時代"を受け入れるべきではないでしょうか。

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このページは、情報教育研究所が2009年12月21日 10:21に書いたブログ記事です。

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