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情報モラル指導案(高学年‐5・6年向け)

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5年生,6年生(高学年)と一緒に情報モラルの勉強をしました。


高学年の情報モラル授業では、権利収入について学びました。


プッチンプリンが皿に「落ちる瞬間」これが特許であると伝えました。
目に見えないはずの知的財産権を、プッチンプリンから伝えることができました。

 

権利収入には、特許収入や著作権による収入などがあると紹介をして、


私の友だちが書いた著書をコピーして
インターネットで販売したら、どんな現象が起きるのか、
5年生,6年生と一緒に考えました。

 

コピーをして販売することは、
   
    「泥棒さんと同じになっちゃうね」と理解してくれました。


インターネット上には、著作権を侵害したものがありますが
絶対に利用してはいけないし、UPをしてもいけないと伝えました。


マジコンは違法なもの。
音楽の無料ダウンロードの多くは違法なもの。


ゲームソフトや音楽を作った人の気持ちを考えよう!


皆が書いた作文や絵にも著作権はある。
自分の書いた作品を無断で使われたら、どんな気持ちなのかな。


作品を作った人の気持ちを考えれば、
どんなことをしたら、いけないのか想像がつくよね。


子どもたちの心に寄り添って、一緒に考えてみると
子どもたちも素直に、受け入れてくれます。

情報モラル授業が終わった後、
絵本寄付の紹介をして、かもめ文庫の中から1冊の絵本を読み聞かせしました。

 

絵本には、たくさんのメッセージが込められていますね。
著作権を学んだ後に、作品を作る人の気持ちを感じられる絵本を読み聞かせしました。


学んだことと、少しだけ重なって、大きくは重ならない絵本。
そんな絵本と出会うことができました。


情報モラルを子どもに伝える上で、
絵本の力はとても頼りになると感じた1日でした。

 

全ての学年に宿題を持ち帰ってもらいました。


1年生,2年生の低学年と3年生,4年生の中学年には
お家の人とコミュニケーションを取りながら考える宿題です。


5年生,6年生の高学年は、自分で相手の立場になって考える宿題です。

 

子どもたちが、どんなふうに宿題をやってくれるのか、楽しみです。 

nihonbashi purin.gif

授業の詳しい内容と絵本紹介は、こちら

小学校中学年(3年生,4年生)に情報モラル(ケータイ)授業をしました。

 

「目玉焼き事件はなぜ起きたのか?」


こんな授業タイトルで、小学校3年生,4年生に向けて
情報モラル授業をさせていただきました。


子どもたちは、タイトルを聞いただけでも
「わくわくムード」たっぷりです。(笑)


目玉焼き事件から
「人には、それぞれ違う考え方がある」そんなメッセージを送りました。


これは、子どもたちがケータイを楽しく使う為には
とても大切なことだと考えています。


そして「言葉だけでは伝わらないこともある」これを理解してもらう為に
私と1人の子で、実験をステージの上でやりました。


この実験が、子どもたちにの腹に落ちたようです。
先生方も「子どもに伝わった」と仰ってくださいました。

 

目玉焼き事件の2人が仲直り出来たのは、
「顔を見て謝ったから誤解が解けた」ことも充分に伝わったようなので


私は、子どもたちに
「友だちと喧嘩して謝る時に、顔を見て謝る以外どんな方法がある?」と聞いてみました。


3年生も4年生も、たくさん答えてくれました。
その中に
「握手しながら謝る」と答えてくれた3年生の男の子がいました。


まさか?のまさかです。
こんな答えが出るとは、夢にも思いませんでした。


私は「心が伝わる」を、この男の子から改めて教えてもらいました。
大人は、子どもに何かを「与えよう」「伝えよう」とします。


でも、子どもたちは、大人にそれ以上のものを与えてくれます。


子どもたちの前で


    読み聞かせをした時も、授業をした時も

 

        子どもたちは、私に大きなものを与えてくれます。

 

こんな幸せを感じられる仕事に携わっていることを嬉しく思います。


情報モラル授業後、絵本寄付の紹介をして
かもめ文庫の中の絵本から2冊読み聞かせをしました。


情報モラルの授業に絵本を取り入れていますが
絵本からのメッセージと情報モラルとしてのメッセージを切り離しています。


それは、絵本の力を損なわないようにする為です。


絵本からのメッセージは子どもが、自分自身で受け止めて欲しいからです。

 

情報モラル授業の内容と、絵本の内容が少しだけ被るように選書をしています。

情報モラル授業の内容と絵本の内容が被りすぎないように気をつけています。

日本橋小学校-052.gif

授業の内容と絵本の紹介は、こちら

 

 


 

絵本寄付の心が広がる(宮崎県企業)

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博多でお会いしました宮崎県の企業さんから
JKKの活動に、ご賛同いただけました。

絵本寄付活動にも、ご協力いただけるとのことです。





少しずつですが、全国に広がりを見せています。


愛知県からスタートした絵本寄付活動も
東京、北海道、宮崎と伝わっています。


北海道の企業さんの社長さんは、
自ら読み聞かせボランティアに参加されるそうです。





私の話を聞かれて
宮崎県の社長さんが、仰ったことは





『寄付は、何か形あるものを渡す』といったイメージですが


JKKさんの絵本寄付は


     『心を寄付する』『気持ちを届ける』そんな活動ですね。




一般的に寄付行為は“寄贈品"を利用する人が
何らかの恩恵を受けるものと思っていましたが



『心を寄付する』『気持ちを届ける』ことで、

  
   その波紋が、周りの人まで響き伝わり


       皆に“気づき"を与えてくれる効果がイメージできます。





私は、JKKの想いを受け止めてくださった


この社長さんがイメージされた効果が、1人でも多くの方に届くように

「皆さんに何かの気づきがある生まれる」ようJKKスタッフは頑張ります。





 

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